ISPがインターネットで世界と繋がる仕組み・構成

自宅でインターネットを繋げるには、インターネットサービスプロバイダ(ISP)と接続・契約する必要ですが、ではこのISPは、どのような種類があり、どのようにして世界と繋がっているのでしょうか?今回は、このISPについて、まとめたいと思います。

なお、自宅でインターネットに繋がる構成と方法については、以下にまとめていますので、ぜひご覧ください。

あわせて読みたい
自宅にインターネットを繋げる方法(回線事業者、ISP) これまで、インターネットの概要やWebブラウザの仕組みなどをまとめてきました。 本記事では、インターネットの世界で、どのように世界に点在するWebサイト(Webサーバ...

 

目次

ISPの種類

ISPは、大きく以下2つの階層・種類に分かれます。

  • 上位ISP
  • 下位ISP

上位ISPは、インターネットで世界と繋がるISPです。このISPは「Tier1」と呼ばれ、インターネットの経路情報を他から購入しなくても良いISPです。

下位ISPは、自宅でインターネット接続時にプロバイダと契約するように、上位ISPと契約することでインターネットと接続できるようになり、そこで構築したインターネット経路情報を基に、さらに下位のISPや、一般家庭などにインターネットを接続できる場を提供するISPです。

下位ISPは、「Tier2」や「Tier3」と呼ばれます。

 

下図は、上位ISPと下位ISP、日本と海外のISP間のつながりイメージです。

 

世界と繋がる日本のISP

前述でも述べた通り、上位ISP、Tier1と呼ばれるISPが、世界のISPと大容量の回線でつながり、インターネットにおける国際的な接続を実現しています。

2021年時点での日本におけるTier1のISPは、以下の2社になります。

  • NTTコミュニケーションズ
  • ソフトバンク

元々日本におけるTier1は、NTTのみでしたが、2012年にソフトバンクが米国の企業を買収したことでTier 1になったようです。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次