みんなが毎日、何の気なしに、当たり前に使っている“電気”。
ここでは、この“電気”とは何か、基本的なこと調べた結果を、誰でもわかるようにまとめてみたいと思います。
物質の成り立ち
“電気”を説明するにあたって必要となるのが、まず物質の成り立ちです。
物質を構成する最小単位は原子です。
原子は、中心に位置する原子核と、その周囲を回転する“電子”から構成されています。(原子核は、中性子と“陽子”で構成されています。)
電気の説明
原子核の周りを回転している電子が刺激を受ける(力を与えられる)と、電子は回転する原子核の周りの軌道から飛び出してしまいます。(飛び出した電子は「自由電子」と呼びます)
この「電子が原子核の軌道を飛び出して動くこと、またこの電子の移動によって発生するさまざまな物理現象の総称」を“電気”と呼びます。
身近なもので“電気”をイメージする
ここまでの説明は、いろいろと専門的な資料なども踏まえて得たものですが、少しわかりづらいので、自分の身の回り、というか小学生の時に実施した、電気回路の実験で言うと、電気とは
「コイルという物質(導体)に電池を接続することで、電池がコイル内の電子に刺激を与えて、電子が動き出す」
というのような考えということで良いかと思いました。
ちなみに、コイルは、“導体”と呼ばれ、物質の中でも自由電子が多く、自由電子が動きやすい物質というイメージです。
“電気”でものを動かすとは
これまでに示した通り、“電気”とは「電子が動くこと、それによって発生するさまざまな物理現象の総称」です。
「電子が動く」ということは、例えば「水が流れる」といったように、その動き/流れ(エネルギー)を利用して、ものを動かしたり、光らせたりできます。
これが、我々が電気を使って、生活の中のあらゆる機械を動かせている、ということになると思います。
以上が“電気”について調べて、自分の中で解釈してまとめた結果です。上記の説明であれば、なんとなく電気をイメージできるような気がしました。
電気とは「原子に与えられた力によって電子が動き出すこと」と記載しましたが、この”力を与える”とはどういったものなのかを、次回まとめたいと思います。
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